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2021/02/15 斎藤 彰
バイデン米大統領は去る10日、主要国では最後となる習近平中国国家主席と2時間に及ぶ電話首脳会談を行った。そこから浮かび上がった対中戦略はトランプ前政権とは好対照をなしている。
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2021/02/08 斎藤 彰
トランプ前大統領は今から30年以上も前に、アメリカの有力3紙に異例の全面意見広告を掲載、日本の「防衛ただ乗り」を痛烈に批判していた。その基本的姿勢はトランプ政権の4年間も不変だった。
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2021/02/01 斎藤 彰
世界に衝撃を与えたトランプ派暴徒による米議事堂乱入・占拠事件以来、共和党員の離党・民主党への鞍替えが目立ってきた。歯止めがかからなければ、来年中間選挙への深刻な影響も無視できない。
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2021/01/25 斎藤 彰
退任したばかりのトランプ氏があまたの刑事、民事訴訟問題に加え、今後数年以内に莫大な債務返済に迫られ、ピンチをいかに切り抜けられるかが注目されている。自慢のホテル・ビジネスもコロナ危機のあおりで軒並み赤字を計上、主要取引銀行から縁切り宣告を…
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2021/01/21 斎藤 彰
バイデン米新政権がスタートした。わが国はじめ世界各国で早くも「バイデン・ドクトリン」なる外交安全保障政策の理念、具体策についての関心が高まっている。
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2021/01/18 斎藤 彰
トランプ大統領が、議事堂乱入・占拠事件に関連した「扇動教唆」の罪に問われ、在任中2度目の弾劾訴追を受けた。同政権の4年を一言で総括すれば、「政策を嘘で固めつくし国論をかく乱した専制政治」ということになろう。
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2021/01/11 斎藤 彰
次期米大統領の正式認証という記念すべき日に、トランプ大統領にそそのかされた暴徒がアメリカ・デモクラシーの象徴、米議会に乱入した。世界の恥さらしとなる目を覆いたくなるような歴史的汚点を残した。
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2021/01/07 斎藤 彰
“余命”幾ばくもなくなってきたトランプ大統領の求心力がめっきり衰えてきた。バイデン次期大統領の当選を無効とする理不尽な戦いも万策尽き、共和党主流派からもついに見放された格好だ。
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2021/01/04 斎藤 彰
バイデン次期政権の核心的政策課題「グリーン革命」は米国のみならず、世界中に想像以上のインパクトを与える内容を含んでいる。そして計画通り推進された場合、それがグローバルな産業革命を引き起こす可能性も―。
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2020/12/28 斎藤 彰
トランプ大統領の仕打ちを恐れ、最後まで「バイデン勝利」を否認し続けてきた共和党の隷属体質が浮き彫りとなり、同党の将来にも暗雲が立ち込めている。
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2020/12/21 斎藤 彰
トランプ大統領自身の恩赦をめぐる話題が熱を帯びてきた。その中でも、「自己恩赦は認められるか」という憲法論議と、バイデン次期大統領による「国論統一」というより高い視点からの恩赦の是非論議が主軸になっている。
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2020/12/07 斎藤 彰
トランプ人気は大統領退任後も衰えず、国論を2分し続けるとの見方が、わが国含め内外でまことしやかに広まっている。果たしてそうか。むしろ、1月20日のバイデン新大統領誕生後、“トランプ風船”は目に見えてしぼんでいく公算が大きい。なぜか―理由を…
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2020/11/30 斎藤 彰
バイデン次期大統領には来年1月20日就任後、コロナ対策など国内緊急課題に加え、国家安全保障面でも一刻の猶予も許されない難題が待ち受けている。北朝鮮、ロシアそしてイランの3つの核問題だ。
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2020/11/23 斎藤 彰
米大統領選での敗北をいぜん認めようとしないトランプ氏―。公務にもほとんど手を付けず、連日ホワイトハウスに閉じこもったままの大統領の最新の精神状況について、米国メディアが「バンカー・メンタリティ」との表現で報じ始めた。
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2020/11/19 斎藤 彰
トランプ大統領の「敗北宣言」拒否でバイデン次期政権への移行作業が停滞する中、そのすきをつき北朝鮮、中国、ロシアなどが危険な行動に出るのではないかとの懸念が、米安全保障問題専門家たちの間で高まっている。
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2020/11/16 斎藤 彰
トランプ大統領が退任後の刑事訴追をかわすための最後の奇策として、1月20日バイデン次期民主党大統領の就任式直前に辞任、暫定大統領となるペンス副大統領が「恩赦」表明、というウルトラCのシナリオが米マスコミで話題に上ってきた。
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2020/11/12 斎藤 彰
敗退が確定したドナルド・トランプ氏が来年1月20日のバイデン大統領就任式以降、連邦および州検察による十数件に及ぶ容疑で告発される可能性が高まってきた。これまでの大統領特権も適用外となり、1市民となってからの前途に暗雲がたちこめている。
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2020/11/08 斎藤 彰
トランプ大統領は3日投票日の前日までなりふり構わずあわただしく各州を飛び回り、必死の巻き返しを図ったが、ついに再選を果たせなかった。以下に敗因を検証する―。
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2020/11/02 斎藤 彰
11月3日投票日を目前に控え、再選めざすトランプ大統領はバイデン民主党候補とは対照的に、最後の週も、なりふり構わず過密な遊説スケジュールをこなした。しかし、もはや「時間切れ」との見方が有力になりつつある。
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